2012年 01月 11日
久しぶりにこのブログに投稿します。ここ数年コンサートに行く回数が増えています。定年になり時間もできた昨年は全部で60回と、年間ではこれまでの最高となりました。
感動の質は計れないので、ランキングをつけても信憑性はないし、他人から見れば、「違うんじゃないの?」という意見も当然あると思いますが、自分の感じたまま、あまり深く考えずに30位までつけてみました。これをやってよかったのは、コンサートの細部をもう一度思い出すことができたことです。 長文ですが、お時間のあるときにでもお読みください。 ランキング日時/会場/アーティスト/曲目(感想) ①3月4日:サントリーホール/ライプチヒ・ゲヴァントハウス管/リッカルド・シャイー/ブルックナー:交響曲第8番 (素晴らしいコンサート、満足度100%。期待したものが期待通り聴けた喜びを味わう。) ②12月14日:オペラシティコンサートホール/指揮:エリアフ・インバル/東京都交響楽団/チェロ:ガブリエル・リプキン/ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番/交響曲第5番ニ短調 (今年聴いた60回以上のコンサートのな かで、ベスト・スリーに入る。これほどの演奏を日本のオーケストラで聴けるとは思わなかった。) ③6月18日:すみだトリフォニーホール/ダニエル・ハーディング指揮/新日本フィル/ブルックナー:交響曲第8番 (ハーディングの指揮に献身的に応えた新日本フィルの集中力が生んだ史上まれにみる名演奏。) ④1月4日:新国立劇場/ワーグナー:トリスタンとイゾルデ/大野和士指揮/東フィル/テオリン、グールド (東京フィルから充実し切った響きを引き出すとともに、完璧な歌手陣との一体感を見事に実現) ⑤10月13日:東京文化会館 「都民劇場 エディタ・グルベローヴァ オペラ・アリアの夕べ」ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》より狂乱の場“あの方の優しいささやきが”~“苦しい涙を流せ”ほか (絶頂期と較べて、声の張り、なめらかさは衰えてきているが、鋼鉄のように強靭なコロラトゥーラは当代無比。) ⑥11月19日:NHKホール /パリ管弦楽団 /指揮:パーヴォ・ヤルヴィ /ピアノ:ダン・タイ・ソン /シューマン:ピアノ協奏曲/ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年改訂版)(天衣無縫のオーケストラ。絹の肌触りの弦。金粉をまぶしたような輝かしい金管。滑らかで色彩感いっぱいの木管。ダン・タイ・ソンの演奏は品があり滋味があふれる。) ⑦8月2日:サントリーホール/指揮:チョン・ミョンフン/アジア・フィルハーモニー管弦楽団/ベートーヴェン:交響曲第7番 /ブラームス:交響曲第1番 (ベートーヴェンもさることながら、ブラームスは燃えに燃えた演奏で、文字通り聴衆を興奮の坩堝(るつぼ)に巻き込んだ。) ⑧8月29日:サントリーホール/指揮:大野和士/東京フィル/東京オペラシンガーズほか/マーラー:交響曲第2番「復活」(大野の集中と緊張は、最初から最後まで一瞬たりとも緩むことがなく、一音一音に魂が込められていた。) ⑨12月8日:東京文化会館 /オランダ・バッハ協会合唱団&管弦楽団/J.S.バッハ「ロ短調ミサ曲」/音楽監督・指揮:ヨス・ファン・フェルトホーヴェン( 生で聴くのは初めてだが、最初にして最高の「ロ短調ミサ曲」を聴いた幸運に巡り合ったのかもしれない。) ⑩6月15日:新国立劇場/プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」/アベル指揮/東京フィル/オルガ・グリャコヴァ(ソプラノ)ほか(グリャコヴァの美しさと品格ある演技、迫真の歌唱に滂沱の涙。) ⑪10月31日:東京文化会館/指揮:ユーリー・テミルカーノフ/サンクトペテルベルグ・フィルハーモニー交響楽団/チャイコフスキー:交響曲第5番/プロコフィエフ:組曲「ロミオとジュリエット」(テミルカーノフ版(ロシアの大地の底から這い上がってくるように響くチャイコ5番。ロミジュリは98年に聴いたゲルギエフの凄まじい演奏とほぼ互角だが、サンクトペテルベルグ・フィルが重量で勝つ。) ⑫10月3日:NHKホール/「NHK音楽祭2011 ローマ聖チェチーリア国立アカデミー管弦楽団」指揮:アントニオ・パッパーノ/ ピアノ:ボリス・ベレゾフスキー/リスト:ピアノ協奏曲第1番/チャイコフスキー:交響曲第6番 《悲愴》ほか"(ベレゾフスキーは弱音から強音までのダイナミックが桁違い。オーケストラはイタリアの目の覚めるような明るいカンタービレ。) ⑬7月18日:すみだトリフォニーホール/ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』コンサート・オペラ/アルミンク指揮新日本フィル/エヴァ・ヨハンセン/藤村実穂子ほか(ブランゲーネの藤村実穂子が群を抜いて素晴らしい。アルミンクのオペラ指揮者としての力量は並々ならぬものがある。) ⑭12月26日:サントリーホール/指揮:大野和士/東京都交響楽団/ソプラノ:天羽明惠/メゾソプラノ:小山由美/テノール:市原多朗/バリトン:堀内康雄/合唱:東京オペラシンガーズ/ブラームス:アルト・ラプソディ/ベートーヴェン:交響曲第9番 「合唱付き」"(始まったときはどうなることかと思ったが、第4楽章ですべてが報われた。大野和士は2回のソロ・カーテンコールを受けていたが、その栄誉は東京オペラシンガーズに贈りたい。) " ⑮4月19日:東京文化会館/フェリシティ・ロット ソプラノ・リサイタル(元帥夫人そのものの気品あるステージマナーと透明感ある美しい声。オペラで培われた表現力が魅了。) ⑯10月12日:NHKホール「NHK音楽祭2011」指揮:マレク・ヤノフスキ/ピアノ:河村尚子/ベルリン放送交響楽団/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番《皇帝》/交響曲第3番《英雄》ほか(オーケストラと河村尚子の間に、何か相容れない違和感があるように思えた。《英雄》は本物のベートーヴェンを聴いたという実感があった。) ⑰7月21日:オペラシティコンサートホール/上岡敏之指揮東京フィル/シューベルト:「未完成」&「グレート」(「グレート」のコーダの「大どんでん返し」。ディミヌエンド!) ⑱6月20日:すみだトリフォニーホール/東日本大震災チャリティーコンサート/ダニエル・ハーディング指揮/新日本フィル/マーラー:交響曲第5番(楽章を追うごとにどんどん演奏内容がよくなっていき最後はまるで一丸となった火の玉。) ⑲10月15日:サントリーホール/アイヴズ:ニューイングランドの3つの場所/ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ほか(自然で音楽自体がエネルギーを発しているような、説得力のある見事な演奏。) ⑳8月16日:サントリーホール 「読響サマーフェスティバル 三大交響曲」 /指揮:山田和樹 /読響 /シューベルト:交響曲「未完成」/ベートーヴェン:「運命」/ ドヴォルザーク:「新世界より」 (山田和樹は全体を固め、筋肉質で、ここぞという時は音を強調。オーケストラ・コントロール能力抜群。) (21)11月23日:新国立劇場/ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」/指揮:ヤロスラフ・キズリング/東フィル/演出:ポール・カラン/ルサルカ:オルガ・グリャコヴァほか(美しく具象的な舞台がとてもよい。ドヴォルザークのメロディーは本当に美しい。グリャコヴァは歌唱出演者のなかで一番声が客席に届く。) (22)6月14日:サントリーホール/メトロポリタン歌劇場管弦楽団特別コンサート ファビオ・ルイジ指揮/ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)バルバラ・フリットリ(ソプラノ)ほか"(ネトレプコのキャンセルでがっかり。当夜の主役はオーケストラ?) (23)9月30日:東京文化会館/ 「バイエルン国立管弦楽団 特別演奏会」 /指揮:ケント・ナガノ/ブルックナー: 交響曲第9番/テ・デウム (交響曲第9番は不安定だったが「テ・デウム」ではソリスト、合唱とともに感動的に盛り上げた。) (24)10月16日:東京文化会館/プッチーニ:歌劇「トスカ」指揮:ジョルジョ・クローチ/プラハ国立歌劇場管弦楽団・合唱団"(安定感は抜群、これほどエンタテインメントとしてオペラを楽しんだのは、久しぶり。トスカ役のノルマ・ファンティーニが素晴らしい。) (25)2月2日:すみだトリフォニーホール/指揮:クリスティアン・アルミンク/新日本フィル/シューベルト:交響曲第3番/シュミット:交響曲第2番(どちらも名演。マイナーなシュミット、しかし聴くと素晴らしい作品。こういう作曲家を紹介するアルミンクは立派。) (26)10月21日:すみだトリフォニーホール/シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲/ブラームス:交響曲第1番ほか (シェーンベルクは不協和音がもたらす緊張を保った引き締まったもの。しなやかでまとまりのあるブラームス。) (27)8月4日:オペラシティコンサートホール/指揮:ファビオ・ルイジ/PMFオーケストラ/クラリネット:スティーヴン・ウィリアムスソン/モーツァルト:クラリネット協奏曲 / ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」から「前奏曲」と「愛の死」/ブラームス:交響曲第2番 (ブラームスでルイジはオーケストラを極限まで煽り立て、驚天動地の咆哮を鳴り響かせた。) (28)8月8日:テアトロ・ジーリオ・ショウワ/指揮:金 聖響/神奈川フィルハーモニー管弦楽団/マーラー:交響曲第9番 ニ長調(管楽器奏者たちがうまい。弦はすこし非力。オーケストラがひたむきに演奏する姿勢がいい。) (29)10月30日:なかのZEROホール/指揮:川瀬賢太郎/ピアノ:仲道郁代/東フィル/リスト:ピアノ協奏曲第1番/ベルリオーズ:幻想交響曲ほか (重心の低い、強力なパンチを次々とボディに食い込ませるような底力のある表現力は、ただ者ではない。) (30)4月28日:オペラシティコンサートホール/東京シティ・フィル/指揮:飯守泰次郎/ヴァイオリン:小林美樹/ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲ほか(大曲を最後までやすやすと弾きこなす小林美樹の技術と体力に圧倒される。) そのほか(順不同) 1月12日:東京文化会館/エレーヌ・グリモー ピアノ・リサイタル/リスト:ロ短調ソナタほか (独特の雰囲気があるピアニスト。耳目を集中させて音楽に引きこむ魅力。) 4月22日:新国立劇場/マンフレッド・マイヤーホーファー指揮/東フィル/R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」(原発事故でアーティストのキャンセルが続出。関係者の懸命な努力で開演。出来はいまひとつ。) 5月13日:NHKホール/N響/指揮:尾高忠明/チェロ:スティーヴン・イッサーリス/ウォルトン:チェロ協奏曲/エルガー:交響曲第3番ほか(イギリス音楽を得意とする尾高忠明による意欲的なプログラム。) 5月31日:東京文化会館/ユーリ・バシュメット&モスクワ・ソロイスツ/ヴァイオリン独奏:木嶋真優/バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番ほか(とびぬけた美音と天に向かって音を届かせるような伸びやかなフレーズが度胆を抜く。) 6月4日:NHKホール/ウラディミール・アシュケナージ指揮/N響/ピアノ:アレクサンダー・ガヴリリュク/プロコフィエフ ピアノ協奏曲第2番/シベリウス 交響曲第7番ほか(ガヴリリュクのテクニックは強靭なテクニック。アシュケナージもシドニー響とのシベリウスツィクルスの実績で安定。) 6月5日:青山学院講堂/東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート/ケント・ナガノ指揮青山学院管弦楽団メゾ・ソプラノ:藤村実穂子(久しく味わったことのない無垢で純粋な気持ちが伝わってくるコンサート。) 7月5日:サントリーホール/大植英次指揮東フィル/ピアノ:小曽根真/モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番/ブラームス:交響曲第1番(ブラームスがブルックナーのように聞えてきてしまった。) 8月12日:すみだトリフォニーホール/指揮:小泉和裕/ピアノ:広瀬悦子/新日本フィル/ショパン:ピアノ協奏曲第1番/ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」(枠にはまらない個性豊かなピアニスト。洗練された響きダイナミックも強調したバランスのよい「新世界」。 8月16日:東京国際フォーラム ホールA/「はじめてのクラシック~中学生・高校生のために」 指揮:小林研一郎/チェロ:宮田大/東京交響楽団 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 ハ長調、ホ短調 /チェロ協奏曲 /交響曲第9番ホ短調「新世界より」 (コーダの最後で極端なリタルダンドをかけて終わる。個人的には好きなタイプの演奏ではない。) 8月28日:昭和女子大学人見記念講堂/指揮:リチャード・パンチャス/アジアユースオーケストラ/ヴァイオリン:ステファン・ジャッキュウ/プロコフィエフ:古典交響曲/サラサーテ:カルメン幻想曲/ チャイコフスキー:交響曲第4番 ほか (合奏力とバランスを考慮したため全体に流れが不自然となり、音楽の感興をそぐ。) 9月9日:すみだトリフォニーホール/指揮:クリスティアン・アルミンク/新日本フィル/ワーグナー:ジークフリート牧歌/ブルックナー:交響曲第7番(アルミンクのブルックナーは端正でバランスが良い。明るく爽やかなオーストリアの空気を感ずる。) 9月15日:サントリーホール/指揮:クリスティアン・アルミンク/新日本フィル/ベートーヴェン:交響曲第1番/ワーグナー/ヘンク・デ・フリーヘル編『ニーベルングの指輪』オーケストラルアドベンチャー(アルミンクはバランスよくまとめたが、金管は自由に吹かせヴァイオリン群の響きの薄さを圧倒。) 9月17日:テアトロ・ジーリオ・ショウワ/指揮:アルベルト・ゼッダ/テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ/ロッシーニ:《どろぼうかささぎ》/バレエ音楽「風変わりな店」(81歳という年齢が信じられない。その音楽は生命に満ち溢れている。) 9月22日:ティアラこうとう大ホール/「三ツ橋敬子特別演奏会」/東京シティ・フィルブラームス:大学祝典序曲/ハイドンの主題による変奏曲/交響曲第1番(力みあり。細かな点に気をとられ、方向性を見失う。将来性は大きい。シティ・フィルの限界も。) 9月29日:武蔵野市民文化会館/ 「フレシュ名曲コンサート」/指揮:ジョナサン・シフマン/新日本フィル/ヴァイオリン:松本紘佳 / ベートーヴェン: 序曲「エグモント」/ヴァイオリン協奏曲/交響曲第7番 (ヴァイオリンは高音から中音域にかけて音色が美しい。後半シフマンはひたすら押しまくりバランスがいまいち。) 10月4日:オペラシティコンサートホール/「アジア オーケストラ ウィーク2011」指揮:山下一史/仙台フィル/ピアノ:津田裕也/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 /ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ほか"(とても暖かい音を出すオーケストラ。チームワークもよさそう。とても暖かい音を出すオーケストラ。ショスタコーヴィチの5番は、ロシアの冬ではなく、東北の冬景色のようにどこか懐かしくやさしい。) 10月6日:NHKホール/「NHK音楽祭2011 NHK交響楽団」指揮:ネヴィル・マリナー /ピアノ:シプリアン・カツァリス/モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 /ブラームス:交響曲第1番ほか(カツァリスのピアノは美しく繊細。「感動」ではなくほれぼれとして「感心」する。マリナーは「さあブラームスをやるぞ、がつんとやるぞ」という力みがない。) 10月9日:テアトロ・ジーリオ・ショウワ 「昭和音楽大学オぺラ公演2011 ファルスタッフ」指揮:松下京介/演出:マルコ・ガンディーニ/ファルスタッフ:三浦克次/昭和音楽大学管弦楽団・合唱団ほか(ゲネプロを見た段階ですごいと思い、本番はさらに磨きがかかっており、本物のオペラを観たという満足感を得た。) 10月26日:サントリーホール/NHK交響楽団/指揮:アンドレ・プレヴィン/ヴァイオリン:チェ・イェウン/ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲/R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」組曲ほか(ショスタコーヴィチとモーツァルトは期待通りだったが、R.シュトラウスには失望。責任はオーケストラに。) 10月29日:パルテノン多摩小ホール/木嶋真優ヴァイオリンリサイタル/ ストラヴィンスキー:ディヴェルティメント(妖精の口づけ)/ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第4番/イザイ:悲劇的な詩 ほか(5月のバッハのヴァイオリン協奏曲で聴いた美音がほとんど聴けなかったのは何故だろう。ある評論家に聞くと「力みすぎでは」とのこと。) 11月4日:音楽之友社ホール/音楽之友社創立70周年記念特別企画ライナー・キュッヒル氏と野村三郎氏による「ウィーン・トーク&ライヴ」モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調/シューベルト:ソナチネ第3番 ほか(「演奏家ではなく、作曲家を聴く、聴かせる」ことを自ら実証している場面に感動する。) 11月7日:東京文化会館/指揮:ウラディミール・アシュケナージ/シドニー交響楽団/ヴァイオリン:庄司紗矢香/ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲/ブラームス:交響曲第1番(素晴らしく美しい音と完璧な技術を持ったヴァイオリニストだが、心に残るものが意外なほど少なかった。ブラームスの交響曲第1番は、明るく楽天的な南国風ブラームス。) 11月13日:テアトロ・ジーリオ・ショウワ/指揮:大勝秀也/昭和音楽大学管弦楽団/プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」より/リムスキー=コルサコフ:「シェエラザード」ほか(無難な演奏に終始。《シェエラザード》は音楽らしくなっていた。) 11月17日:紀尾井ホール/萩原麻未ピアノ・リサイタル/ベリオ:5つの変奏曲/ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲/シューマン:謝肉祭ほか(2010年ジュネーブ国際コンクール「ピアノ部門」で、8年ぶりに出た1位、そして日本人としては初。奏でられる音楽からヨーロッパの空気を感ずる。) 11月25日:すみだトリフォニーホール/ダフラス・ポストリッジ指揮新日本フィル/ヴァイオリン:渡辺玲子/チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲/ストラヴィンスキー:「火の鳥」ほか(渡辺玲子の音程は不安定。ポストリッジは無難な指揮。) 11月26日:成城ホール/アンサンブル・ベルリン(自発的な演奏をする。各奏者から音楽をしようという積極的な意欲が伝わってくる。) 11月28日:練馬文化センター/尚美学園大学芸術情報学部 音楽表現学科第9回定期演奏会指揮:河合尚市/G.フォーレ:レクイエム/チャイコフスキー:交響曲第5番ほか(フォーレがよかった。オーケストラと合唱、ソロの一体感があり、透明感がある響きで天国的な雰囲気をかもしだす。) 12月3日:NHKホール/シャルル・デュトワ指揮/N響/マーラーの「千人の交響曲」(デュトワの統率力は見事。N響は非力。規模の驚きはあるが、感動せず。) 12月6日火曜日:武蔵野文化会館 /キエフ国立フィルハーモニー交響楽団指揮:ニコライ・ジャジューラ/ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」/チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」(演奏の印象をひとことで言えば、ローカル色を感じさせるひなびた味のオーケストラ。) 12月11日:サントリーホール/NTTフィル/指揮:松岡 究/サン=サーンス 交響曲第3番ハ短調Op.78「オルガン付き」/ベルリオーズ:幻想交響曲(オーケストラはアマチュアとしては高いレヴェル。) #
by DRAC-OB
| 2012-01-11 08:04
| K介
2010年 02月 01日
公演中の福田氏 福田氏の会社「ポイント」が、今のように超優良企業になるまでの歴史と、氏の哲学が語られ、非常に為になる内容でした。 DRACにおける福田氏の理念が、引き続き生きているようで、「水戸っぽ」の心意気のようなものも、大いに感じさせていただきました。 小出さんが奥さんと、わざわざ雪深い新潟からおいでいただき、河嶋さん、中道さんもご一緒させていただきました。 小生と同期の長谷川明氏、そしてマドンナ津村さんも来てくれました。 向かって左から、小出氏、小生、河嶋氏 写真提供:小出氏 #
by DRAC-OB
| 2010-02-01 19:43
| sawyer
2009年 12月 04日
小出さんから下記の連絡がありましたので、皆様にもお伝えします。
DRACOBの福田三千男氏の講演会が来年1月に行われる予定です、 同志社大学商学部創立60周年記念講演会です。 詳細を下記に記しますのでOBのブログにUPして、 多数の参加を呼びかけて頂ければと思います。 講演終了後、有志で懇親の機会が出来れば幸いと考えています。 記 同志社大学商学部創立60周年記念講演会 株式会社ポイント 代表取締役会長 福田三千男 場所 同志社大学今出川キャンパス 明徳館 日時 2010年(平成22年)1月15日金曜日 午後3時~5時 一般参加自由、無料 #
by DRAC-OB
| 2009-12-04 09:58
| K出
2008年 11月 15日
雑誌プレジデント「人間邂逅」、「世界で一番」というコラムに、DRAC44年卒福田三千男氏が「水戸室内管弦楽団」の館長を務める吉田秀和氏との出会いなどを書いておられます。
お二人の写真も掲載されていますので、ご覧ください。 なおこの記事の情報提供は、小出さんからです。 #
by DRAC-OB
| 2008-11-15 10:04
| K出
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